
千葉市音楽協会とは?
会長挨拶
コロナ禍により停滞を余儀なくされた音楽活動でしたが、昨年は以前の水準への回復が図られてきた年と言えます。
弊協会の昨年度事業では、国際音楽の日コンサートに於いて、これまであまり取り上げる事の無かった17世紀半ば~18世紀初頭にかけて作曲された楽曲を、古楽オーケストラ27名・合唱団40名・ソリスト2名の構成で演奏しました。このチャレンジングな企画に対しては、ご来場のお客様から多くの賛辞が寄せられました。
また昨年6月開催の「ジョイントコンサート」に於いても、新たな試みとして低年齢層向けに、三浦半島で活躍中の「コントラバスヒーロー」と地元の吹奏楽団「チバウィンド」をコラボさせた企画を実現し、主催者側としても貴重な経験を積むことが出来ました。
協会の運営に関しては、これまでの年1回の機関紙「おんきょう」を、年4回発行の「ニュースレター」に変更して、主催公演の告知と実施記録の迅速な報告に努めました。
今年度は弊協会が3年に1度開催している「市民による第九特別演奏会」を実現させる年にあたります。世の中の変化に合わせて、この第九コンサートに於いても新たな試みに取り組んでいく所存です。
クラシック音楽界における愛好者の高齢化と減少は年々深刻さを増してきており、音協会員の合唱団や器楽団体の年齢構成をみましても、高齢化・団員数の減少が進んでいます。また来客の年齢構成も一層の高齢化が進み、他方若者の鑑賞者は増えていません。若い方々のクラシック音楽離れはクラシック音楽界の大きな課題であり難しいことではありますが、弊協会はその対処策を模索していきます。
今年度の活動開始に際し、会員の皆様をはじめご支援を賜っている行政・企業・団体各位の方々に深く感謝申し上げると同時に一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2025年4月 年度開始に際し
第72回年次総会
千葉市音楽協会の第72回年次総会は、2025年5月24日開催され、以下の議案が承認されました。
・ 2024年度事業報告承認の件
・ 2024年度会計報告及び監査報告承認の件
・ 2025年度事業計画(案)承認の件
・ 2025年度予算(案)承認の件
・ 2025年度執行体制(案)承認の件
賃借対照表

役員
2025年5月現在
<顧問>
若王子 徳次朗
<会長>
小林 孝一
<副会長>
西井 正昭(千葉K&Kハーモニー)
錦織 泉(フルート奏者)
御木 マドカ(ヴァイオリン奏者)
<理事>
小玉 保陽(声楽家、指揮者)
澤田 仁香(ピアニスト)
宇野 雅春(シティオペラちば)
西村 浩一(千葉市管弦楽団)
<団体代表理事>
石山 晋(千葉バロック合唱団)
<事務局長>
西井 正昭(副会長兼務)
<事務局員>
中西 みどり(千葉K&Kハーモニー)
佐藤 博子(千葉K&Kハーモニー)
澤田 香萌(ヴィオラ奏者)
<監事>
笹島 栄一
浅井 法久
沿革
千葉市音楽協会は昭和27年(1952年)に創立され、平成27年(2015年)11月20日にNPO法人化を実現し現在に至っている。
第1回公演の鰐淵賢舟ヴァイオリン演奏会をスタートに、それ以降400回を超える主催コンサートや後援事業を展開して来ている。
会長は初代坂本義照氏、第2代森田勝彦氏、第3代杉本郁太郎氏、第4代影山雄氏、第5代若王子徳次朗、第6代下村康夫氏、第7代秋山衛氏、第8代小玉保陽氏、第9代秋山衛氏、第10代小林孝一氏が歴任している。
会員
音楽のプロフェショナル、アマチュアの分け隔てなく、個人でも団体でも加入できる。
会員数は2025年5月現在、賛助会員4名、個人会員89名余、団体会員は合唱12団体、器楽4団体で、所属員約350名、総勢440名余になる
活動状況
➀主催演奏会を定期的に開催している。(主催演奏会についてはこちらをご覧ください)
➁『おんきょうニュースレター』:当協会の広報誌で、年4回発行する。
③ホームページ:当協会のウェブサイトを運営している。
④理事会:理事による審議会を毎月開催している。
⑤総会:年次総会を年1回開催している。